暑い夏にサワードリンク

暑い毎日、みなさんはどんな対策をされているでしょうか?我が家では毎年夏になるとサワードリンクを仕込んで暑い夏を乗り切っています。

サワードリンクとは?

季節の果物をお酢と砂糖に漬け込んだ飲み物です。煮沸消毒した保存瓶で作れば1〜2週間ほど楽しむ事ができます。水や炭酸水、お酒で割ったりと作っておくといろんな楽しみ方できるのも嬉しいポイントです。

作り方も非常に簡単。お好みのフルーツ、酢、砂糖があればOK。材料を切って測って瓶に漬けこみ、あとは数日待つだけです。

私はジュースなどの甘味料や添加物が気になり作り始めました。気持ち的にも罪悪感なく飲める感じが個人的には気に入っています。

嬉しいお酢の効能

お酢の効能もいろいろ言われていますが、こちらにまとめてみました。

  • 食欲増進
  • 消化促進
  • 食材の防腐(食品を長持ちさせる)、殺菌効果
  • 肉や魚をやわらかくする→タンパク質をやわらかくする

酢の爽やかな酸味には唾液や消化液の分泌を高める働きがあり、それが食べたいという気持ちを増幅させてくれるそうです。夏に食欲が落ちてしまった時には嬉しい効果ですね。

お酢の種類

サワードリンクに使用するお酢はお好みのものでOK。使用するお酢によっても出来上がりの味も変化するのでいろいろ漬けてちがい楽しむのも一つです。

穀物酢→小麦、酒粕、とうもろこしなどの穀物を材料に作られる醸造酢です。一般的にお酢といえば穀物酢のこと。さっぱりした味わいときりっとした酸味が特徴。熱調理にも適しています。

米酢→お米から作られた醸造酢。お米特有の甘みと旨味があり、角のないまろやかな酸味が特徴。加熱すると香りがとんでしまうため加熱が要らない酢の物や合わせ酢、ドレッシングなどの料理に適しています。

黒酢→玄米と麹、水によって作られる醸造酢。長時間発酵により深い琥珀色。また玄米を原料とするためミネラル、ビタミンも他の酢に比べて豊富に含みまろやかな酸味をしています。

りんご酢→りんご果汁にアルコールを添加したものを発酵させてもの。フルーティーな香りとさわやかな酸味、りんごのほのかな甘味を感じられるのが特徴です。

ワインビネガー→ぶどう果汁をアルコール発酵させ、さらに酢酸菌を加えて発酵させたもの。フルーティーな酸味とほのかな甘み、濃厚なコクがあるのが特徴。ブドウの種類によっても味が異なる。

*因みにこちらは個人的に愛用している黒酢です。そのまま生野菜にかけたりヨーグルとにかけたり。柔らかい酸味をしておりとても使いやすい。イオンのスーパーで購入してます。

臨醐山黒酢  内堀醸造酢

内堀醸造酢HP

作り方

今回は季節の果物オレンジで作ってみました。

  • オレンジ300g
  • 氷砂糖300g
  • 酢300g
  1. オレンジはぬるま湯でよく洗い水気をふく。白い部分ごと厚めに皮をむき、5㎜幅の輪切りにする。
  2. 消毒したきれいな瓶に1のオレンジ、グラニュー糖、酢を入れ冷暗所に1週間おく。
  3. 2を清潔なザルでこし瓶に入れて保存する。
漬けた直後の写真。常温に1日おくと次の日には砂糖が溶けています。

*飲む時は水や炭酸水で4〜5倍に割ってお楽しみください。保存瓶は酸度がきついためガラス瓶がおすすめ。金属容器は不向きです。砂糖の種類も家にあるお好みのものでOKです。

*フルーツは季節のもの、お好みの果物でOK。オレンジ、りんご、キウイ、梅、バナナなどなど…。柑橘系の果物でつけるとよりさっぱりとして個人的にはオススメです。

フルーツ、砂糖、お酢の種類をいろいろと組み合わせながらオリジナルのサワードリンクでお楽しみください。

おわりに

今回は疲労回復、食欲増進にも嬉しいサワードリンクをご紹介しました。秋までの道のりはまだまだ続きそうですが暑い夏を乗り切るアイテムになれば幸いです。

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