秋のイベントが各地でぞくぞくと開催される季節となりましたね。9月3連休の予定はおきまりですか?
本日は9月14日(土)〜9月16日(月)に開催される【器と暮らし市 in万博記念公園】のご紹介です。
器や雑貨好きさんには必見のイベントですので是非チェックしてみて下さい。
器と暮らし市 in 万博記念公園
どんなイベント?
日本有数の窯業地域である東海地方の焼き物が一斉に集まります。
常滑焼、瀬戸焼、美濃焼などなど作家さん達による個性あふれる器や温もりを感じる素朴な器を実際に手に取り、数々の作品を目にする事ができるイベントです。
また暮らしに楽しみをプラスしてくれる道具を扱うショップや焼き菓子店、フードトラックも登場。
まさに器と暮らしを結びつける楽しいイベント内容となっております。
イベント詳細
- 開催日時 2024年9月14日(土)〜2024年9月16日(月)
- 入場料無料(別途万博記念公園入場料 大人260円、小中学生80円が必要)
- 開催場所 万博記念公園 下の広場 →MAP
- 開催時間 10:00〜16:00
出展される焼き物についての一部紹介
常滑焼(とこなめやき)
常滑焼とは愛知県の知多半島にある常滑市を中心に焼かれる焼き物です。使用する粘土に含む鉄分を活かし、焼き物は赤茶色をしているのが特徴です。
三代目山田常山 (やまだじょうざん) は愛知県初の人間国宝に認定された常滑焼の陶工です。
新装東京駅の赤煉瓦は常滑焼のタイルが用いられており、常滑市は有数のタイル生産地としても有名です。
常滑で窯業が発展した背景には、焼き物に欠かせない原料の土に恵まれたこと。釜焼の燃料となる木が豊富にあったこと。さらに海に面する土地柄、船によって重さのある焼き物を一度に大量に運べる「運送手段」があったことがあげられます。これらが揃い、常滑は焼き物の一大産地なりました。
瀬戸焼(せとやき)
瀬戸焼は現在の愛知県瀬戸市エリアで鎌倉時代より本格的に作られはじめました。
日本で最も古くから釉薬を用いて陶器の作品を完成された最古の焼き物です。(釉薬:素焼きした焼き物の強度を高めるため、つるっとした触り心地をつけるため、また作品に鮮やかな色をつけるため、作品の焼成前に満遍なく塗っていく化学薬品のこと)
陶器生産を中心に行ってきた瀬戸焼も江戸時代からは磁器開発の研究に着手。19世紀初頭に本格的な磁器生産を開始した瀬戸釜では急速に進歩、発展しついに陶器生産を凌ぎ、国内での販路を拡大していきました。
瀬戸焼は古典的な焼き締めの壺から素朴な化粧土が施された花瓶や民芸調の絵が描かれた皿などの陶器に至るまで、種類が豊富で全国の陶器のスタイルを一度に楽しめる点が大きな特徴です。
美濃焼
美濃焼とは、岐阜県の東濃地方のうち主に土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市にまたがる地域で製作される陶磁器の総称です。
平安時代より土師器(はじき)、須恵器(すえき)、鎌倉・室町時代には、山茶碗(やまちゃわん)・古瀬戸(こせと)など多種多様の陶器が焼かれていました。
江戸時代に入ると、日常生活に使われる食器が大量に生産されるようになり、幕末には、白くて硬い磁器が焼き始められ、その後、生産性も上がり全国的に流通するようなりました。現在では、全国生産の50%以上を生産する陶磁器の生産地になっています。
おわりに
今回は9月14日(土)より開催される【器と暮らし市】のご紹介でした。食卓を彩る新しい器や暮らしを楽しむアイテムを見つけに3連休は万博記念公園に足を運んでみてはいかかがでしょうか?
暮らしを豊かにする新しい出会いがあるかもしれません。
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